「住むばかりの名所」 松岡英雄 新住まいのことわざ(35)

 江戸時代に書かれた浮世物語の中に「鎌倉は諸国のつきあい晴れがましく、人の入り込むこと多ければ、米・薪・酒・肴まで、値段殊の外に高ければ……渡りかねたる有様にて、住むばかりの名所かなと、浮世の人はつぶや(続く)

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