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東急のビンズン新都心のSCに、ニトリがベトナム1号店

 東急は、ベトナムの子会社であるベカメックス東急がベトナム・ビンズン省の省都ビンズン新都市で初のショッピングセンター「SORA gardens SC」にニトリが今冬、ベトナム第1号店をオープンする。同施設は、「暮らしにさらなる彩りを」をコンセプトに7月28日に開業。イオン、キッズーナ、モーリーファンタジー、コーナンジャパン、ABCマートなどの日系テナントが主に入居する。ユニクロが10月20日にオープンしたほか、MUJIが今冬にオープンを予定している。

 同施設開業後の来館者数は120万人を超え、ビンズン新都市外の居住者が多数来館している。ベカメックス東急は、今後も「東急多摩田園都市」の開発で蓄積したノウハウを生かし、ビンズン新都市において街づくりを推進していく。

 ニトリは、日本国内外に店舗を展開する家具およびインテリア専門店で、2022年にはマレーシアとシンガポールに初出店、今年8月にはタイに初出店するなど、アジア地域への出店を進めている。その一環として、ビンズン省の発展性および商圏の広さを評価し、同施設でベトナムへ初出店とした。売場面積は約1600平方メートルで、キッチン用品、寝具やソファ、ベッドなど主力商品を中心に4000品目を扱う。