パスコ(東京都目黒区)は、3次元地理空間情報データ配信プラットフォーム「TerraVerse」(テラバース)の提供を始めた。導入企業は、独自にサーバーを構築することなく、短期間に3次元地理空間情報データの配信・活用できる環境を整えられる。
多種多様なデータの保存や管理、変換、配信ができる。
2次元や3次元の地理空間情報データのほか、写真や画像、CAD、BIM/CIMデータにも対応して保存できる。更に保存したデータは、全て自動的にカタログ化されるため、任意のレイヤーを簡単に検索できる。
活用場面としては、BIM/CIMデータを用いた建築・土木の統合モデル管理や、防災分野で災害時の緊急撮影データの閲覧のほか、都市計画の立案、河川や砂防、道路分野の管理やこれらのシミュレーションなどを想定している。
