マンション・開発・経営

東急不、自社で生グリーン電力供給を開始

 東急不動産は、FIT制度に依存しない再生可能エネルギー事業を強化・拡大する取り組みの一環として、「リエネ静岡神山太陽光発電所」(静岡県御殿場市)など4物件についてFIT制度から、売電価格に対して一定のプレミアム(補助額)を上乗せするFIP制度への切り替え手続きを実施し、認定を受けた。11月13日以降、切り替えを終えた発電所から順次、発電した再エネ電気について、同社施設への供給を開始する。

 同社は全国で開発中事業も含め全国85件(9月末現在)の再エネ事業を展開しているが、FIT制度からFIP制度への切り替え手続きを行い、認定を受けたのは本件が初めて。非FIT発電所で創られた再生可能エネルギー100%の電力、いわゆる「生グリーン電力」を、自社で利用することをはじめとして、外部売電も視野に入れる。