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“隙間時間向け”ワークスペース実証実験を拡大 サッポロ不動産開発

サッポロ不動産開発株式会社(東京都渋谷区、時松浩社長)は4月5日、21年6月から行っているワークスペース提供事業「fastwork」の実施施設を1施設から6施設へと拡大し、第2弾実証実験と位置付けて運用を開始した。

同事業は、“隙間時間”と“空きスペース”に着目し、ビルの共用部に設けたワークプレイスを1分単位で提供するというもの。21年の実証実験は、同社が保有する複合施設「恵比寿ガーデンプレイス」(東京都渋谷区)で実施し、利用者アンケートで高評価を得たため、今回はオフィスビルや大型商業施設など導入施設のアセットタイプを広げて更なるニーズ検証を行うこととした。

提供するワークスペースには、オフィスワーク用の机と椅子をはじめ、電源やWi-Fiなどを用意。利用料金は1分10円。実証実験の実施期間は9月末まで。