営業・データ

AI活用の「不動産クロージング技術」を共同研究 アットホームほか

 アットホームと、データ解析事業を手掛ける同社のグループ会社アットホームラボ、マーケティングシステム事業を展開するGFL(東京都渋谷区、田邊学司社長)は5月25日、業務提携してAIを活用した不動産クロージング技術についての共同研究を開始したと発表した。
 不動産営業において、取引を成立を図る「クロージング」では豊富な知識や説明スキルが必要となるため、AIによりデジタルでそれを再現・提供し、アットホーム加盟店の業務負担の軽減などを目指す。アットホームの持つ不動産情報とアットホームラボのデータ解析技術、GFLのマーケティング技術を基にシステムを開発する。
 第1弾として、今秋を目安に物件のアピールコメント自動生成機能をアットホームの不動産業務総合支援サイト「ATBB」に搭載する予定。またその後も、「物件の潜在価値抽出技術」「顧客洞察抽出技術」「言語化技術」について研究を進めていく方針だ。