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三井不、20年4月に再開発事業「豊洲ベイサイドクロス」を開業

 三井不動産は、「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業2—1街区 AC棟計画」の名称を「豊洲ベイサイドクロス」とし、20年4月24日にグランドオープンする。地権者であるIHIの協力で開発を進めている。核となる建物「豊洲ベイサイドクロスタワー」(地下2階地上36階建て)が3月31日に竣工。地下1階〜地上4階に商業施設36店舗が入居し、既存の「三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと豊洲」へ加わり4月24日にオープン。また、地上33〜36階にホテル「三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロス」が6月25日に開業する予定だ。

 豊洲ベイサイドクロスは、ゆりかもめ、東京メトロ有楽町線の豊洲駅に直結。隣接する豊洲公園にかかる豊洲パークビレッジを建設する。豊洲ベイサイドクロスタワーは、商業施設やホテルのほか、オフィス空間を整備。一部に屋外テラスや吹き抜け階段を用意した。また、新しい働き方をサポートするワーカー向け共有施設「+C(プラスクロス)」を設置。ミニフィットネスとシャワールームや凸版印刷による集中ブース、パナソニックによるリフレッシュルームなどを企画し、働き方に合わせた場を提供する。