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6カ月連続でマイナス 首都圏5月の賃貸成約 全エリアでマイナス

 アットホームの調査によると、5月の首都圏における居住用賃貸物件成約数は1万3783件で、前年比15.7%減となり、6カ月連続のマイナスとなった。全エリアでマイナスとなったが、特にアパートの減少が目立ち、マイナス幅は10.6ポイント拡大している。中でも、前月プラスだったシングル向けは二桁減となり、東京を除く3エリアでは20%を超えるマイナスとなった。新築マンションの成約数は、首都圏全体では前年比マイナスとなったが、23区はプラスとなった。
 エリア別に見ると、東京23区は6450件で同13.3%減。東京都下は1044件で同16.2%減。神奈川県は3644件で同17.9%減。埼玉県は1273件で同13.3%減となった。千葉県は1372件で同22.4%減。
 成約物件の戸当りの賃料指数は、マンションは新築が110.1で前月比上昇。中古は87.6で同反転上昇。アパートは新築(101.1)が同3カ月連続の上昇。中古(96.4)は前月の下落から上昇と反転した。