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東京・蒲田で木造ビル 既存杭活用でコスト削減

 東京都大田区蒲田で、主構造を木造とした6階建てビルがこのほど竣工した。企業の本社ビルとして使われていたRC造4階建てビルの建替え事業。木を活用することで、建物面積は従前の1.4倍に増やしつつも重量は軽量化。それにより、既存建物の杭を再利用することが可能となり、コスト削減につながった。内外装にも木を取り入れた。設計を担当した腰越耕太建築設計事務所は、「同規模ビルの建替えにおけるモデルケースになれば」と期待を寄せる。