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木造軸組工法の受託製造会社・ウッドステーションが事業スタート

 三菱商事建材とテクノエフアンドシーは共同事業として展開していた木造軸組工法受託製造事業をカーブアウトさせ、新会社としてウッドステーション(千葉市美浜区)を4月2日に設立。ウッドステーションは5月21日に第三者割当増資を実施。パナソニックアーキスケルトンデザイン、YKK APが新たに株主として参加、資本金および資本準備金3億円の新会社として事業を開始した。保有株式比率は三菱商事建材が33.3%、テクノエフアンドシーが33.3%、パナソニックアーキスケルトンデザインが16.7%、YKK APが16.7%となる。
 ウッドステーションは木造軸組工法の受託製造(下請け)のプラットホーム化という新たなビジネスモデル構築を進めていく。また、すべてのハウスビルダーに開かれたオープンファクトリーとして全国ネットワークの構築に取り組み、住宅用木材(国産材)のサプライチェーンの改革にも取り組む考えだ。