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都心Aクラスビル賃料 低下傾向に歯止め 三幸・ニッセイ調べ

 三幸エステートとニッセイ基礎研究所はこのほど、共同開発した成約賃料に基づくオフィスマーケット指標「オフィスレント・インデックス」(17年第2四半期)を発表した。それによると、都心Aクラスビルの賃料は、緩やかな低下傾向に歯止めがかかる形となった。
 東京都心のAクラスビルの賃料(成約賃料ベース、坪単価)は3万4755円(前期比4.1%増)となり、プラスとなった。空室率は3.2%(同マイナス0.7ポイント)と4期ぶりで低下に転じ、再び3%台前半となっている。
 同インデックスのAクラスビルは延床面積1万坪以上、基準階貸室面積300坪以上、築年数15年以内のもの。