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2月住宅着工 6.8万戸で12カ月連続の減少 マンションは3カ月ぶり増に

 国土交通省が3月31日に発表した2月の新設住宅着工戸数は6万7552戸で前年同月比3.1%減となり、12カ月連続の減少となった。ただ、7カ月連続二桁のマイナスが続いていた下落率は縮小した。季節調整済み年率換算値では90.5万戸で前月比4.7%増と先月の減少から再びの増加となり、14年4月以来10カ月ぶりに90万戸台となった。
 利用関係別に見ると、持家は2万813戸(前年同月比9.1%減)、貸家は2万5672戸(同7.5%減)、分譲住宅はマンションが1万693戸(同23.3%増)、戸建て住宅が9630戸(同0.2%減)。持家は13カ月連続、貸家は8カ月連続、戸建て住宅は10カ月連続の減少だったが、マンションは3カ月ぶりに増加した。