住まい・暮らし・文化

つくばの「春風台」 販売進む

 UR都市機構が茨城県つくば市で行っている土地区画整理事業「中根・金田台地区」内で、「緑・住・農一体型住宅地」をテーマとした分譲地「つくば春風台」の販売が進んでいる。地権者らで構成された「桜中部まちづくり協議会」などが情報提供しており、全109区画を定期借地権または所有権(分譲)で販売している。現在、約半数に当たる54区画が契約済み。

 全区画とも景観緑地付きで、一部区画には菜園も付いている。菜園付きの場合は平均200坪のうち、100坪が住宅地、60坪が景観緑地、40坪が菜園といった内訳だ。

 定期借地権の場合には宅地部分の地上権を取得。インフラと緑地の基礎管理は底地の地権者(地主)の責任となる。地代は利用できる総面積が約200坪で、月額約5万円。保証金は250万円で、50~70年契約となる。