売買仲介

コールドウエルバンカー、日本から一時撤退か

 米国に本社を置く不動産FC、コールドウエルバンカー(以下CB)はこのほど、日本支部を務めるコールドウエルバンカーアフリエイツジャパン(東京都渋谷区、以下CBJ)とのライセンス契約を解除した。5月中旬、CWの代理人を務める日本の顧問弁護士から、国内の各FC加盟店にその旨が文書で通知された。これによってCBJと国内の加盟店は、ロゴや看板などCBのブランドを使用できなくなった。

 顧問弁護士によると、契約解除はロイヤリティーの不払いをはじめCBJ側に複数の契約違反があったことが原因。

 CBは現在、世界約50カ国でFC事業を展開。総店舗数は約3200に上る。2006年のCBJの設立により日本進出を果たしたが、今回の契約解除によって一時的に日本から撤退するとみられる。