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14年度第1四半期建築確認申請、前年同期比16%減 着工減響く

 国土交通省はこのほど、14年度の第1四半期の建築確認件数と構造計算適合性判定を要する物件の確認審査日数を発表した。
 それによると、14年4月から6月分(第1四半期)の建築確認件数(確認済証交付件数)は13万7307件で前年同期比15.5%減だった。同期分の建築確認申請件数は同16.0%減の13万9111件。住宅着工において、前年同月比減が続いており、その影響が出ている。
 また、高度な構造計算を要する高さ20メートルを超える鉄筋コンクリート造の建築物などの構造計算適合性判定を要する物件について、平均の建築確認審査日数を分析したところ、事前相談受付から確認申請受付を行い、6月中に確認済証を交付した物件は平均53.6日だった。