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屋上緑化の新工法 デザインをパターン化、低コスト実現 東邦レオ

 緑化事業を手掛ける東邦レオ(東京都豊島区)がこのほど、デザインをパターン化することで低コストを実現した屋上緑化工法を開発した。商品名は「スマートシステム」。9月3日から販売を開始する。
 条例への対応を重視した「環境対応」、景観に配慮した「魅せる」、人の交流を促す「集う」の3パターンを設定し、植物の種類やデザインを固定。部材の共通化と大量調達により、自由設計を主体とする従来の工法と比較して最大20%のコストダウンを図った。価格はパターンごとに異なり、「環境対応」が1万4000円~(1平方メートル換算、税別、自動かん水システム費が別途必要)。販売地域は関東から九州までを想定している。3年後に年間8億円の売り上げを目指す。