賃貸・管理

東急リバブル、上海現地法人を設立 対日不動産投資の需要呼び込む

 東急リバブル(東京都渋谷区)はこのほど、上海に現地法人「東急麗邦投資諮詢(上海)有限公司」を設立した。中国や東アジア地域からの対日不動産投資に関する、サポート事業を展開する。投資や企業管理などに関するコンサルティング事業を主に手掛け、実際の仲介業務は東急リバブルが行う。資本金は4000万円(約320万元)。代表は、同社ソリューション事業本部ソリューション第二統括部の牧野高樹・海外営業部長が務める。
 同社では2010年6月より、東急不動産の中国現地法人に社員を出向させる形で対日不動産投資需要の調査を開始。2011年4月にはソリューション事業本部内に海外営業部を設置し、海外投資家の開拓に取り組んできた。今回の子会社設立により、富裕層を中心とする需要の本格的な取り込みを図る。4月から営業を開始する予定。
(http://www.livable.co.jp/)