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都心5区ビル空室率、8.78%に上昇、三鬼商事調べ

 三鬼商事の東京ビジネス地区オフィスビル市況(10月末時点)によると、都心5区の平均空室率は8.78%で、前月比0.14ポイント上昇、前年同月比で0.07ポイント低下した。
 好条件のビルへの借り換え移転や自社ビルからの移転需要が見られたものの、統合や合併、新規供給に伴う解約などがあった既存ビルの空室面積が増加したのが要因。既存ビルの空室率は8.59%で前月比0.17ポイント上昇、前年同月比でも0.04ポイント上昇した。新築ビルは20.35%で前月比1.3ポイント低下した。