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マンション一括受電システム、三井不レジが導入開始 電気料金を約5%削減 

 三井不動産レジデンシャルはこのほど、高圧一括受電システム「elecosun(エレコさん)」を開発した。
 マンション管理組合と電力会社が高圧電力の需給契約を結ぶもの。住戸ごとに電力会社と低圧電力の需給契約を締結する一般的な方式と比較し、電気料金を約5%(1住戸当たり)削減する効果が見込めるという。高圧電力から低圧電力へ変圧するのに必要な設備などは、グループ系列の管理会社である三井不動産住宅サービスが用意する。
 システムにはこのほか、太陽光発電設備の設置や蓄電池の搭載も含まれる。「パークホームズ田無サウスレジデンス」(東京都西東京市、2012年8月竣工予定)を皮切りに、首都圏のファミリー型新築マンションへ順次導入していく方針だ。