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LEDと輻射空調導入オフィスで、30%節電を実証 三菱地所

 三菱地所は、「LED知的照明システム」と「輻射空調システム」を複合導入した次世代低炭素型技術実証オフィスで、約1年間にわたる実証実験を行った結果、約30%の消費電力削減効果が認められたと発表した。今後、新しいワークスタイルの提案として実用化に向けた検討を進めていく。
 試験の結果、実証オフィスの照明、空調搬送・コンセントにかかわる年間消費電力は8061キロワットで、標準的なオフィスと比べて32%削減できたという。このうち、LEDを導入した照明は全体で、標準仕様に比べて約60%の消費電力削減ができ、空調関係でも40%以上の消費電力削減ができたという。
 同実験は、東京・丸の内にある新丸の内ビル10階の大丸有地区環境戦略拠点「エコッツェリア」の広さ約80平方メートル、就業者数10人、照明が24灯あるオフィス部分で行われた。