決算

決算 工事高と不動産取扱量の増加で増収増益 長谷工、第2四半期

 長谷工コーポレーションは11月10日、24年3月期第2四半期業績を公表した。完成工事高の増加と不動産の取り扱い量の増加により、増収増益となった。売り上げ、利益共に二桁の上昇率だった。

 完成工事高は2619億円(前年同期2300億円)だった。主に単体における施工量増加により増加した。完成工事総利益は、単体の利益率が資材・労務価格上昇の影響を受けて低下したものの、完成工事高の増加で補い微増となった。工事利益率は上期予想を下回って推移した。工業化工法の採用拡大やDX推進などで生産性向上に努めるという。

 通期の業績予想は5月発表時から変更なし。 

長谷工コーポレーション

決 算 24年3月第2四半期

売上高 5,230億円(17.1%)

営業利益 432億円 (14.8%)

経常利益 432億円 (18.3%)

当期利益 287億円 (16.0%)

予 想 24年3月

売上高 1兆800億円 (5.1%)

営業利益 880億円 (△2.4%)

経常利益 830億円 (△6.0%)

当期利益 555億円 (△6.4%)

同カテゴリーのプレミアム記事