三井不動産は11月9日、23年3月期第2四半期連結業績を公表した。売上高、各利益が第2四半期として過去最高となった。純利益が1000億円台となったのは初めて。米国オフィスの収益・利益の拡大に加え、商業施設の回復と新規稼働などが要因。国内住宅分譲は、上期の計上戸数が少なく減収減益となったが、下期に計上が回復する。
なお、通期は分譲セグメントやマネジメントセグメントで過去最高となるものの、東京ドームが見通しよりも回復が緩やかで、三井ホームが資材高騰の影響を受けて営業損失となる見通しであるため、通期業績の変更はなかった。
三井不動産
決 算 23年3月第2四半期
売上高 1兆570億円 (6.0%)
営業利益 1,315億円 (30.2%)
経常利益 1,202億円 (35.3%)
当期利益 1,001億円 (16.0%)
予 想 23年3月
売上高 2兆2,000億円 (4.7%)
営業利益 3,000億円 (22.5%)
経常利益 2,600億円 (15.6%)
当期利益 1,900億円 (7.4%)