ロードスターキャピタルの21年12月期第2四半期連結業績は、売上高99億5500万円(前年同期比1.5%減)、営業利益34億5200万円(同16.2%増)、経常利益32億9000万円(同17.8%増)、当期純利益21億7400万円(同18.7%増)の減収増益だった。上期利益としては過去最高だった前年同期を上回った。
事業別の売上高をみると、全売上高の大半を占めるコーポレートファンディング事業は、不動産投資事業が83億6800万円(同8.4%減)、不動産賃貸事業が13億2900万円(同73.8%増)だった。コロナ下の昨年度に取得したバルク8物件のうち、取得価格の小さい3物件(総投資額の約2割)を売却した。合計では取得時の約2倍の価格で売却できたという。クラウドファンディング事業は、旺盛な投資家の需要を背景に、2億700万円(同18.9%増)となった。
アセットマネジメント事業は2700万円(同2.2%減)だった。
なお、同社は同社を分割会社、子会社であるロードスターインベストメンツを承継会社とする吸収分割を実施。8月1日付で、同社が不動産売買・賃貸・仲介業を、ロードスターインベストメンツが不動産アセットマネジメント事業とクラウドファンディング事業を担う体制に変更した。
ロードスターキャピタル
決 算 21年12月第2四半期
売上高 99億円 (△1.5%)
営業利益 34億円 (16.2%)
経常利益 32億円 (17.8%)
当期利益 21億円 (18.7%)
予 想 21年12月
売上高 185億円 (9.3%)
営業利益 54億円 (21.8%)
経常利益 49億円 (19.9%)
当期利益 31億円 (17.7%)