資格・実務

不動産鑑定士試験、143人が合格 国交省土地鑑定委員会 

 国土交通省土地鑑定委員会は10月21日、 22年度不動産鑑定士試験の合格者を発表した。8月に論文式試験を実施し、871人が受験した結果、143人が合格した。合格率は16.4%。合格者の属性は男性113人、女性30人。平均年齢は33.2歳で、最高齢は61歳、最年少は20歳だった。
 不動産鑑定士試験は、不動産の鑑定評価に関する法律に基づき、不動産鑑定士となろうとする者に必要な学識およびその応用能力を有するかどうかを判定するもので、土地鑑定委員会が短答式および論文式により行っている。合格者は、法に基づく実務修習を受講し、すべての課程を修了した後、国土交通省に備える名簿に登録を受けることで不動産鑑定士となる。