不動産仲介のハウスウェル(さいたま市大宮区)と、ビジネスチャット「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパン(東京都渋谷区)は、『センチュリー21売上ナンバーワンのLINE WORKSの使い方』と題して、不動産業務のデジタル化を考えるセミナーを2月に開催し、ウェブで配信した。
ハウスウェルは、センチュリー21に加盟する1000店舗のうち、店舗別売上で3年連続の1位に輝いた。ハウスウェル・マーケティング事業部nanairo+事業部兼務事業部長の中澤優氏は、好調な業績について、「業務の改善と自動化のため、ITツールを導入して実績を〝可視化〟した。CRM(顧客関係管理)システムを併用し、情報を一元管理している。KPI(重要業績評価指標)の意識を持たせ、各自で成果を分析させたことでマネジメントしやすい仕組みづくりにつながっている」と説明した。
ハウスウェルのメール転送サービス『Mail2Link』と、ビジネスチャット『LINE WORKS』を連携させたワークスモバイルジャパン市場開発部部長の中澤亮介氏は、「自社内の社員同士だけでなく、一般消費者とも容易につながる。タイムロスなく自動で情報を共有し、関係性を深められる。〝スピード感〟を競争優位に、成約率を向上できる」と解説した。
