決算

当期純損失を計上受注振わず減収減益 日本ハウスHD決算 決算

 日本ハウスホールディングスの23年10月期決算は、将来の課税所得を保守的に見積もり、繰延税金資産を取り崩し、法人税などの調整額を計上。それに伴い、当期純損失を計上した。

 住宅事業は、期首受注残が25億9900万円減少したほか、受注棟数と受注高の減少によって、売上高は355億3300万円(前期比10.9%減)、営業利益は24億3600万円(同42.7%減)にとどまった。

 ホテル事業は、コロナの5類移行に伴う稼働率の改善や、「ホテル四季の館箱根芦ノ湖」及び「ホテル森の風箱根仙石原」の新規開業によって、売上高は34億1500万円(同24.8%増)に伸長した一方、営業損失7億5300万円(前期は営業損失7億4500万円)を計上した。

 太陽光発電事業などのその他事業は、売上高1億5400万円(前期比8.7%減)、営業利益1億1900万円(同11.0%増で着地した。

日本ハウスHD

決 算 23年10月

売上高 391億円 (△8.6%)

営業利益 9億円 (△61.4%)

経常利益 6億円 (△70.6%)

当期損失 4,700万円 (--)

予 想 24年10月

売上高 122億円 (--)

営業損失 19億円 (--)

経常損失 21億円 (--)

当期損失 16億円 (--)

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