決算

決算 主力事業好調で増収増益、次期は売上高など最高見込む アーバネットC23年6月期

 アーバネットコーポレーションは8月3日、23年6月期連結決算を公表した。主力の不動産開発販売事業が販売棟数・戸数とも順調に推移し、増収増益となった。ホテル事業では損失が続いたものの、売上高は大幅に回復し、損失額も縮小している。次期も増収増益の予想で、売上高・営業利益・経常利益については過去最高を見込む。ただし、事業用地の取得費や建築費の高騰などによる利益率の低下から、各利益の伸びは小幅にとどまる見通し。

 なお同社は、24年7月に本社を現在の東京都千代田区神田駿河台4丁目の「トライエッジ御茶ノ水」から、同区霞が関3丁目の「霞が関ビルディング」へ移転する予定。「更なる成長へ向けた組織の拡大や人員獲得のため」(服部信治会長)、フロア面積を約2倍の規模へと拡大する。

アーバネットコーポレーション

決 算 23年6月

売上高 202億円 (3.4%)

営業利益 24億円 (9.3%)

経常利益 21億円 (7.8%)

当期利益 14億円 (10.1%)

予 想 24年6月

売上高 250億円 (23.4%)

営業利益 25億円 (2.9%)

経常利益 22億円 (5.2%)

当期利益 15億円 (3.6%)

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