タマホームは23年5月期決算で、過去最高の売上高・営業利益を計上したほか、2期連続で累計の受注棟数・着工棟数・売上棟数とも1万棟を達成。住宅事業は、売上高2017億800万円(前期比4.7%増)、営業利益89億3500万円(同69.5%増)を計上。戸建て注文住宅の引き渡し棟数は9059棟(同5.2%減)、引き渡し金額は1895億円(同4.6%増)。地域限定商品や期間限定商品を中心に受注が堅調に推移。棟単価も上昇傾向を維持。利益率が改善した。リフォーム事業も受注金額は113億円(同5.7%増)に伸長し、増収増益に至った。
不動産事業のうち、戸建て分譲事業は、小規模分譲地に注力した結果、受注・引き渡しとも好調に推移。引き渡し棟数は1247棟(前期比31.1%増)、引き渡し金額は375億円(同33.0%増)に拡大した。ただし、原価・販売管理費なども増加した結果、増収減益。
マンション事業は、新規分譲の販売案件はなく、減収減益。サブリースやオフィス区分所有権販売事業などでの仕入れに取り組んだ結果、不動産事業では売上高454億400万円(前期比15.5%増)、営業利益26億3700万円(同43.9%減)を計上した。
タマホーム
決 算 23年5月
売上高 2,560億円 (6.4%)
営業利益 132億円 (11.5%)
経常利益 134億円 (9.2%)
当期利益 87億円 (5.2%)
予 想 24年5月
売上高 2,570億円 (0.4%)
営業利益 141億円 (6.3%)
経常利益 141億円 (4.6%)
当期利益 92億円 (5.6%)
