リコージャパン(東京都港区)は、『お客様が使い続けている状況で、FAXを廃止できるのか?』と題し、広がるテレワーク環境での「ペーパーレスFAX」の有用性を考えるセミナーを6月に開催して、ウェブで配信した。
同社の寺井利央氏は、「低成長時代が続く中で、最新テクノロジーの進化と働き方改革が同時に進行している」と社会環境の変化を説明。当日のセミナーの視聴者向けアンケートでは、7割がテレワークに取り組んでいるが、「テレワークの阻害要因は〝適さない職種〟との理由が最も多いが押印をなくし、ペーパーレス化すれば、導入しやすい環境になる」と説明した。
そうした課題を解消するとして、不動産業界などで利用されている同社の『RICOH Desk Navi』を紹介。情報を一元管理でき、受信した際には通知され、受信ファクスを紙で出力せずに遠隔操作のリモートでも確認できる、などと説明した。