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JCV 新サービス開発 ジェスチャーで勤怠管理 

 ソフトバンクグループの日本コンピュータビジョン(東京都港区)は、マスク着用時も判別できる「顔認証」と人のしぐさの「ジェスチャー」による判別を一体化させ、勤怠管理などに対応するアプリケーション『SenseThunder Attendance APK』を開発し、4月に提供を始めた。

 従来の温度検知機能付きの顔認証端末を用い、認証時に打刻の「目的」をタグ付けできるジェスチャー判別機能を追加した。従来の顔認証での打刻では一律、当日の最も早い時間の打刻が「出勤」、遅い時間で「退勤」となる。日をまたぐような深夜勤務や、3交代制などの複雑な勤務体系にはその都度の設定を要していた。これらを解消する。

 端末の画面に投影される「グー・チョキ・パー」などのジェスチャーを認識し、その動作にひもづけた「出勤」「休憩」「外出」「退勤」といった打刻の目的を判別して、勤怠認証を高速化する。ジェスチャーと顔認証を同時に行うため、瞬時に打刻できる。