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コクヨ・沖電気工業 オフィス空間 ロボットで健康増進を提案

 コクヨ(大阪市東成区)と、沖電気工業(東京都港区)は、オフィスで健康性を高められるソリューションの共同検証を始めている。遠隔地の人とその場で対面しているかのような「テレプレゼンス」機能を搭載した米国製スマート・ロボット『temi』でつながり、健康行動(笑顔、あいさつ、ちょっとした運動)を促し、習慣化を実現するソリューションを開発して提供していく(イメージ図)。

 テレワークが広がり、メンタル不調やコミュニケーション不足など、オフィス内外で新たな課題が発生している点に着目した。遠隔地でも容易につながるコミュニケーションの補完ツールとしてスマート・ロボットをオフィスに導入し、健康増進を図るソリューションの開発に結び付ける。

 一人ひとりの生活習慣に応じて、最適な健康行動のメッセージを提案できる沖電気工業開発の「行動変容エンジン」をスマート・ロボットに搭載する。オフィスで働く人たちに笑顔やあいさつ、運動などを促すメッセージを伝える。これにより生まれる健康行動の促進効果を測定する。