住まい・暮らし・文化

差別化のカギ「中間領域」とは 平屋から3階建てまで半屋外提案 建物と植栽・外構に一体感 ゆとり求めるニーズの高まり

 多くの人々にとって、新型コロナウイルスの感染拡大による「巣ごもり」は、それ以前は当たり前と考えられてきた住まいや暮らしのあり方を再考する機会になった。というのも、家族全員が四六時中過ごし、しかも自宅で仕事をし、授業を受けるなどということは、これまでになかったことだからだ。その中で感じたストレスが今、「余裕やゆとりが感じられる住まいを」というニーズを従来以上に強めていると思われる。中でも外部とのつながりが感じられる半屋外空間である「中間領域」などの提案が、これまで以上に重要性を持つと考える。(田中直輝・住生活ジャーナリスト)

この記事は有料記事です。 残り 1102 文字 有料会員になると続きをお読みいただけます。
新規会員登録で1ヶ月間無料でご覧いただけます。 (※⼀部有料会員限定ページあり)

新規会員登録 有料会員登録

ログイン

新聞のお求めはこちら»  会員について»