住友林業 CLT移動式建築の実証棟が完成 宿泊施設に運用、データ蓄積へ
住宅新報 2020年11月3日 号 12面
住友林業は10月27日、茨城県境町、協働プラットフォーム(東京都千代田区、長坂俊成代表)と8月に結んだ移動式応急仮設住宅開発の包括連携協定に基づき、「CLT combo(仮称)」の実証棟第1号を同町に建設し、内覧会を開催した。同協定期間(1年間)内は、宿泊利用などで実証実験を行い、データの蓄積を進める。
「CLT combo(仮称)」は、同社が木造建築で培った技術を用いて開発中の移動式木造建築で、キャンプ場等での宿泊施設やワークスペース、セカンドハウスなど様々な用途・場所での利用(マルチユース)を想定している。建築面積は35.76m2、延べ床面積は32.40m2。構造はCLTパネル造。
CLTは、板の層を各層で互いに直交するように積層接着した厚型パネル。CLTを用いることにより、部材は6枚だけで柱や梁がなく、組み上げてビスで止めるだけで躯体が完成し(内装設備は別)、クレーンで釣り上げて7トントラックで輸送ができる。
移動先で基礎にボルトで地面に固定し、給排水管を接続すれば利用できる。強固で木のぬくもりがある移動式木造建築として、国産材の新たな需要創出にもつなげていく。





















