レオパレス21は9月30日、ソフトバンクグループで米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループからの支援の受け入れを発表した。
第三者割当による新株や新株予約権、連結子会社の優先株式の発行などにより、総額約572億1565万円を資金調達する。一連の施工不備問題に関わる経営再建の途上にあり、更なる財務体質の改善を図る。
また同日、21年3月期第1四半期決算も発表した。
純利益はマイナス約141億円の赤字で、純資産はマイナス約118億円の債務超過となった。
賃貸事業の入居率は、補修工事の進ちょくと共に入居者の募集再開が遅れたことなどにより、当該期は79.43%(前年同期末比マイナス1.97ポイント)、管理戸数は5万7400戸(同1000戸減)となった。
レオパレス21
決 算 21年3月期第1四半期
売上高 1039億円 (△8.2%)
営業利益 △68億円 (―)
経常利益 △68億円 (―)
当期利益 △141億円 (―)
予 想 21年3月期(通期)
売上高 4311億円 (△0.6%)
営業利益 △98億円 (―)
経常利益 △102億円 (―)
当期利益 △80億円 (―)