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SNSで観光業者支援 感染予防の発信強化 東京都台東区

 東京都台東区(服部征夫区長)は8月27日から、ソーシャルネットワークサービス(SNS)を活用し、新型コロナウイルスの感染予防に取り組む業者を支援している。新型コロナの影響で観光関連事業者の売り上げは減少、文化施設などへの入場者減が起きており、そうした情勢を受けて施設や店舗の情報発信を支援する。

 事業内容は台東区内の観光関連事業者から「新しい日常」や「新型コロナウイルス感染予防」に取り組むインスタグラムやツイッターの投稿を募集(投稿の際にハッシュタグ「#たいとう愛」「#新しい日常取組宣言」を付ける)。事務局でこれらのハッシュタグが付いた投稿を抽出し、台東区の公式アカウントで紹介する。

 併せて、区民や来街者にも指定のハッシュタグを付けた投稿を促すことで、安全・安心の取り組みを広く内外に発信。感染予防に取り組む施設や店舗をSNS上で見付けやすくする。

 業者以外の一般からは「事業者への応援メッセージ」「台東区の思い出」などの投稿を募集。抽選で台東区伝統工芸品、古地図柄扇子、台東区お楽しみセットといった台東区に関連した景品を進呈(計42人)する。抽選は3回に分けて行い、最終応募締め切りは10月30日となる。