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入居者対象にマスク配布 長大など

 長大商事(名古屋市、長谷川了、長谷川睦代表取締役)と、セーフティーライフ(同市、長谷川睦代表取締役)は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて共同で、4月下旬から両社が建物管理を受託している賃貸ビル・マンション(計30棟283戸)の入居者を対象に不織布マスクの無料配布を実施(写真)。併せてエレベーター内に手指消毒液を設置した。

 両社はテナント・入居者向けに新型コロナウイルス感染拡大予防のガイドラインを作成し、マスクと併せて配布。更に、不特定多数が利用するエレベーターにも消毒液を順次設置することを決定した。

 マスクは飛沫感染防止、消毒液はエレベーター操作盤使用後の除菌が目的でマスクは3000枚を用意した。

 賃貸マンション入居者には世帯人数に応じて原則各戸5~10枚、テナントには従事者人数分をそれぞれ配布することで感染防止に役立てもらう。

 消毒液については、鉢植え用のスタンドを利用して500ミリリットルのアルコール対応容器をエレベーター内に設置。エタノール75%、水20%に加え、手荒れ防止用としてグリセリン5%を配合する。

 両社によると、新型コロナウイルス問題が長期化することが予想され、今後も継続的な支援実施を視野に、入居者やテナントに対してサービスの提供に努めていくとしている。