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新型コロナに7人感染 本省職員としては初 国交省

 国土交通省で、複数の職員の新型コロナウイルス感染が確認された。同省は4月20日に職員1人の感染を明らかにしたほか、4月23日に別の3人についても感染を公表。更に4月24日にも新たに3人、計7人の感染が発覚した。東京・霞が関の同省本省に勤務する職員の感染は4月20日が初めてながら、短期間に相次いで感染者が見つかった。

 感染した職員はいずれも自動車局に勤務しており、現在は全員が自宅療養中。赤羽一嘉国土交通大臣は4月24日の会見で、感染者と同じ課の職員は原則出勤を停止し、執務室や共用部分などは業者による消毒を行ったと述べた。

 こうした同感染症の拡大を受け、同省は4月22日から本省の所在する中央合同庁舎3号館の出入口計2カ所にサーモグラフィを設置。入館する人全員の体温を確認し、37.5℃以上の発熱が認められた場合は入館不可としている。至急の場合は、用件の担当者が出入口付近で対応する。