日土地、中規模オフィスに参入 創造性求める大手企業も視野 「REVZO」都心5区で10棟目標に
住宅新報 2020年3月24日 号 4面
同社は、これまで賃貸オフィスビルを多数供給しており、働き方改革の進展で、「従来のオフィスとは異なる(働き方の)ニーズを見据えて新しい取り組みを行ってきた」(根岸聖投資開発部長)。16年から「SENQ」を展開してきたが、働き方の多様な選択肢を拡大するために新たな中規模オフィスビルを検討。更に、既存のテナントからの意見を収集する中で「いろいろなシーンで働けるようなオフィスが求められている」(有村亮投資開発部課長)と判断し、レブゾの展開を開始することとした。
レブゾへの入居の問い合わせが1月末の公表直後からあった。敷地面積100坪程度の中規模オフィスは、築古の物件が多く、建て替えが進んでいないのが現状。一方、移転・集約ニーズにより再開発ビルに入居する大企業でも、部署やプロジェクト単位で60~100坪程度のオフィス需要があり、現在のテナントのニーズに応える設備仕様の中規模ビルが不足していると判断した。また、大企業とベンチャーとのコラボレーションも盛んになり、「従来のテナント属性とは異なるニーズを取り込めるビルは少ない」(根岸部長)と考え、レブゾの企画に反映した。
「REVZO虎ノ門」は、耐震性能などハード面での機能は大規模オフィスと同程度のものとすると同時に、空間に特徴を持たせている。各フロアはスケルトンで賃貸し、テナントが自由にアレンジして使えるようにした。最上階のラウンジフロアは、全国各地から取り寄せた家具や素材をインテリアに選定。貸し会議スペースに加え、打ち合わせやイベントの開催などを行う。ラウンジは入居テナントに加え、「SENQ」の入居者との交流の場としても機能するようにし、自由な発想が可能な空間とした。

























