MaaS、郊外住宅地の活性化へ 日鉄興和不、都内の分譲マンション実験導入 小田急電、新百合ヶ丘で地域内移動サービス
住宅新報 2020年2月25日 号 4面
実験を行うのは日鉄興和不動産の分譲マンション「リビオシティ・ルネ葛西」(19年8月竣工、総戸数439戸)で、マンション専用オンデマンドモビリティ「FRECRU(フリクル)」の実験運行を開始した。
実験は、26人乗りのマイクロバスを使い、9時~23時まで運行。スマートフォンアプリで予約し、エリア内の駅や公園、病院、商業施設など11カ所で乗降することが可能だ。また、バスの位置をアプリでリアルタイムに確認できる。利用料金は1回200~300円で、チケットかキャッシュレス決済「PayPay」で支払う。実験期間は半年から1年を予定。今回の実験では、事前に住民からヒアリングを行っており、乗降ポイントを決めた。
最寄り駅の東西線・葛西駅まで徒歩18分。西葛西の公園をよく利用する2人の子供を持つ住民は、「西葛西まで直通で行ってくれるので便利になる」と話す。実験を行う物件は入居者の半数以上が若年世帯で、MaaSを受け入れやすいと判断。実験では、潜在的な近距離移動ニーズや手軽に移動できる施設への行き来の促進、日中稼働を高めて維持コストを下げることにより小規模物件でのMaaS導入の可能性などを検証する。






















