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大言小語 老いていくということ

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 以前、当欄で「老々寺院」を取り上げたことがある。僧侶のほとんどが80代以上で、法事がスムーズに進まなかった体験から書いたのだが、それを反省させることがあった。

 ▼ある新聞の人生相談のコーナーで、50代の相談者が自分の父の法要で読経で名前を間違えられたり、人間関係を誤解して法話を述べたり、亡き父を侮辱されたと訴えた。数年前の自分の経験もあり、回答者がどう答えるのか先を急いだところ、歌手の美輪明宏さんが、怒りは分かるが年は誰でもとり、若い頃と同じようにはできない。そうした過ちも受け入れてあげなさい、と諭していた。

 ▼年寄りの振る舞いにイライラしていた我が身を恥じた。小子も50代半ばとなり、取材相手や記者仲間の名前を忽然と忘れてしまうことがある。僧侶のことを非難する資格などないのだ。どうだろう。皆さんにはイライラした経験はないだろうか。特に老父母など、昔はシャキッとしていたのに今は…と思い、近しい関係だからこそ、余計に辛く当たったりしていないだろうか。

 ▼少子高齢社会がものすごい勢いで日本を侵食している。国は年金開始年齢を75歳にできる(年金所得は約2倍になる)オプションを用意するなど、人生100年時代とうたうが、イライラが蔓延し、殺伐とした時代になるかもしれない。小子はこれから、年をとっても丸くなろうと心がけることにした。果たして実現できるだろうか。

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