イギリスのEU離脱に関する国民投票。離脱が決定的とのニュースが流れている。投票結果が発表されたその日のうちに、急激な円高となり、日経平均株価は大幅に下落。日本経済が世界情勢の影響を大きく受けていることを改めて実感する。離脱と残留の投票結果は僅差だったようだ。EUを離脱してもイギリス国内の混乱はこれからが本番といったところか。また、他のEU加盟国でも同様の動きが出る可能性が指摘されている。今後の混乱は計り知れない。日本の不動産も多くの外国人投資家が購入している。今後、日本の不動産市場も大きな影響を受けることになるのだろうか。
▼投票といえば、この夏の参院選から選挙権が18歳に引き下げられた。投票に行くことが少ないといわれる若者にとって、関心を持つきっかけとなるだろうか。若者の投票率が低く、年配者の投票率が高いため、年配者中心の政策が続いていると指摘されている。更に、様々な疑惑を追及され、辞任に追い込まれた東京都知事に関する連日の報道。政治に関心が高まりつつある中、若者の投票率向上に期待したい。
▼様々な報道から、自分を取り巻く環境の変化を、きちんと把握する必要性が強くなっているように感じる。若者だけでなく自分自身も投票に行かないこともある。EU離脱の報道から、今回の参院選は、候補者のことをよく理解し、選挙に参加したい。