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資格・実務
〝士〟で変わる宅建資格 高まる責任、業界を底上げ
今年4月1日、一つの資格が生まれ変わった。「宅地建物取引士」||これまでの宅地建物取引主任者からいわゆる士業となり、「記念フォーラム」も開かれるなど業界全体が盛り上がりを見せた。行える業務はこれまでの「取引主任者」と何ら変わりはないが、政府が主導する中古住宅流通活性化の流れの中で、これまでよりも幅広い活躍が見込まれる。10月18日に新生「宅地建物取引士資格試験」が行われるこの時に、宅地建物取引士はどこに活躍の場を求め、また、その存在が求められるのか。今後の宅地建物取引士のあり方に迫った。 (近藤 隆)