住まい・暮らし・文化

のびる寿命 住まいは老後を支えるか ◇上 高齢者を孤立させない 〝我が家〟としてのサ高住

 厚生労働省が発表している簡易生命表(15年版)によれば、現在73歳以上の女性(男性は83歳以上)は90歳を超える可能性が高い。医療技術の進歩などで、平均寿命は今も伸び続けている。「人生90年時代」はそう遠くないのではないか。つまり、高齢社会で最も深刻なテーマはリタイア後も20年、30年と続く人生を、どう生きるかである。そこに、〝国民的ビジョン〟がなければ日本は活性化しない。どうしたら、老後を生き生きと暮らすことができるのか。そのために、住まいは何ができるだろうか。

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