賃貸・管理

流通各社 12年度仲介実績 軒並み続伸 過去最高に迫る勢い 12社が手数料2桁増

 不動産流通大手各社の12年度(13年3月期)売買仲介実績が出そろった。住宅新報社が主要企業を対象に実施したアンケートによると、取扱件数が最多を更新するところが続出し、手数料収入も一部で最高を更新したほか、不動産取引が活発だった06~07年頃の最高実績に迫る勢いを見せるなど、堅調に推移したことが分かった。リーマンショック(08年9月)以降、流通各社は底堅い住宅実需層向け取引にシフトして業績回復を図ってきたが、それがようやく上位価格帯や投資物件へ広がりを見せ始めてきた。長引く不況期にあった上半期から下期前半を乗り切り、安倍政権発足後の景気回復期待感の強まりで、回復基調に加速がかかってきたようだ。

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