「鰻の寝床」 松岡英雄 新住まいのことわざ(11)

 間口が狭くて奥行きの長い建物、場所などをたとえて「鰻の寝床」という。  新聞人・大庭柯公(おおば・かこう)は「其日の話」(大正7年)の中で次のように書いている。  「大阪の町屋の建物が、屋内の割に間口が狭(続く)

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