売買仲介

首都圏中古戸建ては3851万円、23区1億円台続く 東京カンテイ

 東京カンテイによると、4月の首都圏中古戸建て住宅の平均価格は前月比6.4%プラスの3851万円と反転上昇した。

 都県別では東京都が13.1%プラスの6249万円と前月からの反動で大きく上昇。神奈川県は2.9%マイナスの3958万円と3カ月連続で下落し、22年7月以来の3000万円台となった。千葉県は6.1%プラスの2788万円と4カ月連続下落から上昇に転じた。埼玉県は2.7%プラスの2842万円と反転上昇。全都県で下落となった前月から神奈川県を除き上昇に転じ、首都圏全体ではプラスとなった。

 主要都市を見ると、東京23区は前月比9.6%プラスの1億1169万円と大きく反転上昇した。高額事例が価格をけん引する状況が続き、11カ月連続の1億円台となった。都下は6.0%プラスの4013万円と上昇に転じた。横浜市は1.4%プラスの4841万円と3カ月連続下落から反転上昇した。川崎市は22.6%マイナスの5176万円と大きく下落したが、前年同月比はプラスを維持しており、前月からの反動によるところが大きい。