資格・実務

4月25日、賃貸不動産経営管理士講習「5問免除」申し込み受付開始

 賃貸不動産経営管理士協議会(塩見紀昭会長)は、協議会の指定を受けた実施団体(日本賃貸住宅管理協会・全国賃貸不動産管理業協会・全日本不動産協会)が一定の指針に則った学習過程を行う令和6年度賃貸不動産経営管理士講習の概要の公開及び一部の受講申し込み受付を4月25日(木)から開始した。

 同講習は、賃貸不動産管理業務に必要な専門知識の習得と実務を遂行する能力を高め、賃貸不動産管理業の適正化及び資質向上を図るための講習だ。講習を修了することによって賃貸不動産経営管理士試験において、修了年度とその翌年度の試験50問のうち5問が免除される。
昨年の試験合格率は、講習未修了者が25.4%、講習修了者は32.3%で、未修了者より約6.9%高い結果となった。

 今年は7月24日(水)~9月20日(金)の期間中に、47都道府県123会場で実施する。講習時間は1日9:00~17:30(8:50受付開始)で、受講料は1万8150円(税込み)。教材となる「令和6(2024)年度版賃貸不動産管理の知識と実務」(税込み価格4,048円)は別途購入が必要(全国賃貸不動産管理業協会が実施する講習においては書籍が事前に送付される)