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積水ハウス NY上場のビルダーを子会社化 全米第5位の事業規模に

 積水ハウスは1月18日、米国の事業統括会社の子会社を通じ、戸建て住宅開発を手掛けるニューヨーク証券取引所の上場会社、MDCホールディングス(コロラド州デンバー市)の全株式を取得すると発表した。買収金額は約49億1400万米㌦(1㌦140円換算で約6879億円)の予定。

 MDC社は1972年に創業以来、24万戸以上の住宅供給実績を持つホームビルダー。16州で事業を展開しており、22年度の引き渡し戸数は全米第11位。今回の買収によって、22年度の引き渡し戸数ベースは1万5000戸超となり、引き渡し戸数ランキング第5位相当まで拡大する見通し。

 積水ハウスグループは25年度の海外市場で年間1万戸の戸建て住宅供給を目標に掲げており、今回の買収によって、早期の達成を見込む。

(詳細は住宅新報1月23日号で)