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22年度の購入電力を再エネ化 大和ハ

 大和ハウス工業は22年度に国内で購入した電力量12.8 万MWhを再生可能エネルギーに切り替えた。建物屋根に設置した太陽光発電の自家消費や、電力会社からのCO₂削減量ゼロの電気調達と共に、化石燃料由来の電力でないことを証明する「トラッキング付き非化石証書」を購入することで、国内におけるすべての電力の再生可能エネルギー化を達成。購入した非化石証書のうち、自社グループ運営の再エネ発電所由来のものは約95%に上った。なお、グループ全体での再エネ利用率は41.5%となった。

 同社は事業運営に要する電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを目指す国際イニシアチブ「RE100」に18年3月に加盟。20年4月に全国の事業所や施工現場などで再生可能エネルギー由来の電力の本格導入を開始した。

 今後は、同社が開発・運営する再エネ発電所の発電分約83 万MWhを活用しながら、グループが国内外で購入する電力をすべて再生可能エネルギーに切り替え、25年度までに「RE100」の達成を目指す。