政策

独居高齢者の見守りで実証実験着手 凸版印刷・福島県昭和村

 福島県昭和村(舟木幸一村長)と、凸版印刷(東京都文京区)は、同村内の独居高齢者の個人宅などの見守りを支援する実証実験を始めている。凸版印刷が持つセンサー技術とAI(人工知能)技術による介護業務支援サービス『LASHIC+』(ラシクプラス)を活用する。

 同サービスは、居住スペースやトイレなどに設置して温度や人感などを検知する簡易センサーと、それら取得情報を統合解析するAIを組み合わせた。カメラを用いずにプライバシーに配慮して施設入居者の行動を把握し、介護従事者の業務負荷を軽減できる。

 これを一人住まいの後期高齢者を対象に2023年3月までの期間で実証する。AIを活用することでデータを学習させて見守り対象者ごとの行動データに合わせたアラートを設計でき、異常時にはアラート発報を行う。対象者の状況やアラートを閲覧して定期訪問の適正化と合わせ、異常を早期に発見する環境を整えたい考え。